丁稚奉公という形で私は茗荷谷にある会社に就職しました。宝石の百貨店卸です。宝石卸、小売りの形態は多様なのでいつか別に書いてみます。出社一日目に連れて行かれたのが焼き鳥と書かれた焼きトンの串焼きの店です。東京では、焼き鳥という名の焼きトン店はとてもたくさんあるような気がします。ホッピーや酎ハイとタン、ハツ、レバなどのホルモンの組み合わせの良さには感動しました。以来焼き鳥屋には大層通いました。ところが14年前に鹿児島に帰ってきて、このようなお店がほとんど無いのにはがっかりしました。そういう中で僕にとって貴重な存在のお店です。
ただ残念なのは、家内がホルモン系と鶏が苦手で、よほど機嫌が良くないとふくや行きを却下されます。年に4，5回足を伸ばせば良い方でしょうか。子供や友人にも安くて､とてもうまいと好評なのですが・・・鹿児島の友人も初めて食べたという人の方が多いかも。今回連れ立って行ってきたSさんもこっち系は初めてでした。
ここはご主人が会社員をやめてどうして生活しようかと考え、宮崎にある「ふくや」に数ヶ月見習いに行って始めたお店だと聞いています。昨年現在の場所に移転してきました。
黒いパイプみたいなのは換気のため七輪の真上まで来ています。特に小腸(ホルモン)を焼くときの煙はすごいですから。お品書きは・・・
何故か、ホルモンだけはご主人が焼いてくれます。
一皿100グラムはあるので二人で行っても品数が食べられないので、まずはホルモンと三種盛り1000円を。
この5種盛りを頼むと後が続きません。右側はポン酢醤油に七味。左はふくやのたれ。このキュウリは不思議とうまい。いつも何回かおかわり。
いざ食べ始めると写真を撮るのを忘れてしまいました。かろうじてiPhoneで撮影したのが一枚ありました。食べかけのホルモンかな。手前が三種盛りの残り。つらみという顔の肉がうまい。
ビールの後は焼酎。Sさんはお湯割り、僕はロックで。満足げなSさん。ホルモン焼き初体験。
ご主人は写真を拒否。
Sさんが頼んだのかな、塩辛がある。僕はこの手はあまり食べないのだが・・・Sさん伊佐美を試してうまいという。後は宮崎の木挽。
google、Yahooなどで検索すると移転前の店が示されますのでご注意を。電話番号は同じです。
鹿児島県鹿児島市山之口町8-9-1F
099-224-9739
現在の店舗
ホルモンが苦手でない方には是非試してみて貰いたいお店の一つです。
ではでは。
熊倉宝石店の物語 